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よくある質問

1. なぜ、最近の税理士は帳簿を書いてくれないの?

関与先に代わって会計事務所が帳簿を書く行為、いわゆる「記帳代行」は、「商業帳簿・航海日誌その他の業務の過程において作成された書面に限り、これを証拠とすることができる」旨を規定する刑事訴訟法第323条に抵触すると考えるからです。すなわち、会計事務所が後で書いたものは証拠にはならないのですから、適時に関与先様自身に書いていただくことが必要となります。
そのためにも、会計事務所は毎月巡回監査を実施し、記憶の新しいうちに皆様に記帳をして頂き、不備等があれば、それを是正するお手伝いをさせていただくことがとても大事な仕事となります。

2. なぜ、現金管理が必要なの?

現金管理は、正しい決算書を作成するためには絶対必要です。
日々の現金残高を照合することによって、記帳の間違い、不正を未然に防止することができます。
会計事務所は毎月の巡回監査によって、現金の出納記入は正しいか、金種表が正しく記載されているかなどをチェックします。

3. なぜ、お金がないのに利益が出るの?

売上から経費を差し引いて計算された「利益」と実際のお金の流れは別物です。仮に、1,000万円売り上げても、その売掛金を回収しなければお金は手元には残りません。同じように新車を買っても、初年度では全額経費にはなりませんから、実際の現金支出のほうが「減価償却費」という経費を上回ってしまいます。損益計算書も大事ですが最近話題のキャッシュフロー計算書も注目すべき財務諸表です。

4. なぜ、年1回だけの関与ではだめなの?

お客様にとれば、コストを考えると毎月の関与は不必要と考えるかもしれません。しかし会計事務所にとれば毎月も年一回もやることはほぼ一緒であります。むしろ、年一回の決算だけでは仕事が雑になり、お客様の内容を十分認識できず、間違った理解・申告に繋がる恐れがあります。
毎月お邪魔して、貴社の状況を把握しているからこそ正しい決算・申告が可能になるのです。