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経営理念

事務所の経営理念について


≪経営理念≫

自利利他

「世のため人のため、会計人なら職員や関与先、社会のために精進努力の生活に徹すること。それがそのまま『自利』であり、幸福なのだ。そのような心境に立ち至り、かかる本物の人物になって、社会と大衆に奉仕することができれば、人は心から生きがいを感じるはずである。

(中略)その目指すところは、『自利とは利他をいう』の理念の実践により、確固とした職業倫理と使命感を堅持しつつ、社会と企業の発展に貢献することである。」 

   (故 TKC全国会会長 飯塚毅)



≪経営方針≫
 法令に準拠した財務諸表の作成こそが、我々職業会計人の原点であることを自覚し、徹底した初期指導と適時的確な巡回監査を実行することにより、社会に信頼される会計事務所を目指します。

 写真のダルマを見てください。
ちょっと変っていますが、下から
①「基礎からの徹底した初期指導」
②「毎月の巡回監査」
③「書面添付制度による適正な申告」
④「FX2パソコンシステムによる財務の自計化」
⑤「継続マスシステムによる予算管理」

という順番でダルマが積み上がっています。一番下の「初期指導」があって初めて会計事務所の「月次巡回監査」が出来るようになるのです。そして、年に一度ではなく、毎月関与先様にお邪魔して監査することによって、会計事務所としての役割を果たすことができるということを是非ご理解していただきたいと思います。また、財務を自計化(FX2等)することによって監査の精度が向上し、お客様も絶えず最新の財務データーを見ることが出来るようになります。更に巡回監査によって集められたデーターに基づき「継続マスシステム」を使い、経営内容の把握や予算の策定を行なうことになります。このようなプロセスの中でお客様との信頼関係を育み、税務署に対しては、税理士が計算・整理等をした内容を「書面」で提出(書面添付)し、「申告是認体制」へと駒を進めて行こうというのが当事務所の基本的な考え方であります。
そのためにも自利利他(下記参照)の精神で職員一同日々研鑽していくことが重要であると考えています。
 是非、ご理解とご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

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「自利利他」の理念の実践とは

TKC全国会の基本理念である「自利利他」について、TKC全国会創設者飯塚毅は次のように述べています。
大乗仏教の経論には「自利利他」の語が実に頻繁に登場する。解釈にも諸説がある。その中で私は「自利とは利他をいう」(最澄伝教大師伝)と解するのが最も正しいと信ずる。
仏教哲学の精髄は「相即の論理」である。般若心経は「色即是空」と説くが、それは「色」を滅して「空」に至るのではなく、「色そのままに空」であるという真理を表現している。
同様に「自利とは利他をいう」とは、「利他」のまっただ中で「自利」を覚知すること、すなわち「自利即利他」の意味である。他の説のごとく「自利と、利他と」といった並列の関係ではない。
そう解すれば自利の「自」は、単に想念としての自己を指すものではないことが分かるだろう。それは己の主体、すなわち主人公である。
また、利他の「他」もただ他者の意ではない。己の五体はもちろん、眼耳鼻舌身意の「意」さえ含む一切の客体をいう。
世のため人のため、つまり会計人なら、職員や関与先、社会のために精進努力の生活に徹すること、それがそのまま自利すなわち本当の自分の喜びであり幸福なのだ。
そのような心境に立ち至り、かかる本物の人物となって社会と大衆に奉仕することができれば、人は心からの生き甲斐を感じるはずである。

自利利他